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確定拠出年金を申し込みました。私の考える判断材料とは?

確定拠出年金を申し込みました。私の考える判断材料とは?

2018.8.26

以前から悩みに悩んでいたのですが、確定拠出年金を申し込みました。今回はそれについて思うことを書きたいと思います。

確定拠出年金のメリット

確定拠出年金のメリットを見ると、以下のようなものがよく挙げられます。

このメリットを読む限りどう考えてもお得すぎるでしょうと考えたわけです。あまりにお得すぎるものなので、逆に疑心暗鬼になっていましたw

確定拠出年金のデメリット

一方、よく記載されているデメリットは以下のようなものがあります。

  1. 60歳までおろせない
  2. 管理維持費にお金がかかる
  3. 最終的に引き出すときに税金がかかる(出口戦略)

1は年金という名前の通り、老後のためのものなので納得できます。2は私が申し込んだ楽天証券では、以下のような費用感でした。

• 国民年金基金連合会(初回のみ) 2,777円
• 国民年金基金連合会 1,236円/1年あたり
• 楽天証券の運営管理手数料 0円
• 信託銀行 768円

私は現在42歳なので、18年で計算すると、38,849円かかるようです。

• 国民年金基金連合会(初回のみ) 2,777円
• 国民年金基金連合会 22,248円
• 楽天証券の運営管理手数料 0円
• 信託銀行 13,824円
• 合計=38,849円

この38,849円にプラスして、信託報酬が銘柄によってかかってきます。

確定拠出年金を行うか悩んだポイント

私が悩んだポイントとしては「38,849円+信託報酬+受取時の税金の合計」と、「運用中の利益」を計算した時に元本を割ってしまうのかどうかという点でした。

でも確定拠出年金による儲けばかり気にしていましたが、「毎年の税金が少しでも安くなる事の方のメリットを受けるため」であることを目的だと考えを変換すると、メリットが大きいと判断し申し込みました。

確定拠出年金は申込みに時間がかかるから早いほうがいい

厳密には今書類を送付したところで、まだ銘柄の選択などは行っていません。銘柄を選ぶまで1〜2ケ月かかるらしいです。その状況はまた追ってブログ記事にしていきます。

未来のことはわからないから今お得にする

株や投資信託もそうですが、儲ける事をどうしても主軸に考えてしまいがちです。ですが確定拠出年金の場合、税制メリットも大きいです。

最終的な利益の部分だけで考えるのではなく「今から何十年もの節税対策」だと考えると、仮に年3〜4万円の節税なら、18年で54〜72万円の節税になるわけですから、もし元本割れたとしてもトータルでお得になっている、と私は考えました。

未来のことはわからないし、今どれだけ考えても、ほとんどの場合その通りにならないことが多いので、今目の前にあるお得な事(税制メリット)を得るという考え方をしました。
この考え方が将来後悔するかどうかは、賭けになってしまいますが、私はこれで進みます。